地域活動支援センター ワークポート根岸橋
神奈川県横浜市磯子区丸山1-5-7 ヴィラ・デル・ソーレ圓山302
TEL: 045-754-5513
Copyright © 地域活動支援センター ワークポート根岸橋, All Rights Reserved.
利用期間に上限はありません
利用料もかかりません
就労経験がなくても大丈夫
離職してからブランクがあっても大丈夫
自分のペースで準備できます
ー横浜線今昔ー
磯子という地域は何十年も街の造りとして変わらないような印象が強い。横浜18区において年々と取り残されてゆく場所と僕のような化石の価値観に生きる者でさえ危機感を覚える。いつか、大きなテコ入れが必要にはなってくると予想する。でなければ、人口減の社会にとって、この土地にはバリューがなさすぎるのだ。
とはいうものの、この磯子にも、今は痕跡も見当たらないほどに変化した場所はあり、僕は懐かしく思い出す風景は少なからず存在する。ただし、多くは変わるべくして変わったというのが実情で、それらが新旧交代したことで、便利で美観もよく、安全なものになったという利点は認めざるを得ないだろう。
磯子駅はJR線の車両基地があり、国鉄時代から根岸線と横浜線が乗り入れていた。僕が子供の頃、横浜線は今の価値観では考えられないほど、貧乏な電車だった。その時代でも旧式だった鋼鉄製の103系車両を使うのはまだいいとして、奇数車両に青いカラーリング、偶数車両に黄緑色を使用するツギハギな連結で運転していた。京浜東北線と山手線の古くなって要らなくなった車両を流用していたと推測される。その上先頭に『横浜線』とでかでかとペイントしたプレートを掲げるという絶望的なダサさ。子供心にこれに横浜を名乗られるのは心外だったのを覚えている。
平成になり、横浜線も軽量金属車体へと悲願のモデルチェンジを遂げた。233系(2024年時点)という、ほどほどの中古車両なのも、横浜線らしい。
今から20年近く前に、逗子行きの横浜線をバイトの通勤時によく見かけた。誰に聞いても首を捻るくらい知られていない。いつの間にか廃止になったようで、事実だったか、僕のサボって遊びに行きたい衝動が見せた幻なのかは今となっては朧である。
ハロハロハウロー